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審美歯科て松田聖子のご主人だった人の?

審美歯科や主要な治療素材であるセラミックが、最近になって、大分巷間で知られるようになりました。

審美歯科と聞いて、皆さんも思い出されるのが、審美歯科とセラミックで真っ白い歯になった松田聖子ではないでしょうか?

神田沙也加ことSAYAKAのお母さんですね。

松田聖子のボーイフレンド・ご主人だった人々は、郷ひろみ→神田正輝(SAYAKAのお父さん)→あちこちの外国人→その後、2000年に離婚した波多野浩行。

その波多野浩行が審美歯科医だったので、セラミックのお世話にもなり、聖子の歯が真っ白になりました。

これで、日本では、審美歯科もセラミックも益々と知られるようになりました。

でも、まだまだ審美歯科という言葉だけが一人歩きをしていると指摘する歯医者さんもいます。

審美歯科は英語の Aesthetic Dentistry が和訳されたものです。

審美歯科とは今風に云えば、エステ歯科です。

Cosmetic Dentistry とも呼ばれていますが、Cosmetic だと、審美歯科ではなくて、美容歯科となってしまいそうです。

審美歯科の「審美 aesthetic」とは“万物の美しさをつまびらかにする”事で、“美学的追求”ですから、“ cosmetic 美容・お化粧”とはかなり違います。

審美歯科では、セラミックの持つ特性が如何なく発揮されています。

セラミックには、色々の特性があり、従って、その用途も多岐にわたります。

そもそも、審美歯科と呼ばれる診療科目はあるのでしょうか?

医療法では、歯科、矯正歯科、小児歯科、歯科口腔外科の4つの診療科名しか標榜(広告・看板表示など)してはならないと定められています。

しかし、最近は色んな病院、医院、クリニック、医療センターで、審美歯科、インプラント科、顎関節科、保存科、補綴科(ほてつ)、歯科麻酔科、歯科放射線科、総合歯科などさまざまな診療科目が見受けられます。

審美歯科もその一つですが、注意をして建物の内外を見てみると、なるほど案内や掲示板には審美歯科と書いてあっても、看板に審美歯科と明記(標榜=広告)されているのは先ずありません。

審美歯科でセラミツクの審美修復治療を受けてみよう

審美歯科では審美修復治療を行います。ここで、セラミックの特性が活用されます。

審美修復治療の目的は次に集約されます。

1.審美の修復と改善(審美性の確保。セラミックの登場です)

2.機能の修復と改善(主として、自然に噛む、正しく発音する機能

  の確保。またまた、セラミックの出番です)

3.構造の修復と改善(主として、補綴物の耐久性と支台歯の確

  保、1.5mm以上の残存歯質の確保。セラミックの独断場です)

4.身体の恒常性と硬・軟組織の保存(顎ー咬合の恒常性の確

  保。セラミックのおかげです)

これらはお互いに密接な関連性を保ちながら、審美歯科での審美修復治療が行われます。

そのためには、セラミックの効用は不可欠です。

「審美の修復と改善」の基準・ターゲットとなる主なものは次の通りです。

1.正中線( midline 顔面中央の垂直線)が歯の正中と合致していること

2.切端平面( incisal edge 歯の先端)が整っていて、正中線と直交していること

3.スマイルライン( smile line イーと開口したときに、上下唇両先端を結ぶ、下唇に沿ったライン)と歯の長さ、幅が調和していること

4.咬合平面( occlusal plane 前歯から臼歯までの平面)が連続してバランスがとれていること

5.歯肉レベル( gingival levels ガムライン)を見て、歯の長さが適切で、水平的対称性があること

6.E-ライン( Aesthetic line 鼻の先端と下顎の先端をボールペンで結んだ線を横から見た線)の線上かやや内側に上下唇があるか。出っ歯では E-ラインが顔面前方に突き出てしまう、受け口では引っ込み過ぎになる。悪い歯並びや咬合(噛み合せ)では E-ラインが崩れて笑顔を不自然にしてしまう。

7.ゴールデンプロポーション( Golden proportion 黄金分割)になっているかどうか。即ち、左右前歯1番目と2番目の長さの比率が1.618:1.000(黄金分割)に近いほど理想的な人間の顔貌と考えられている。

8.色調(願貌に合った自然色。セラミックの色調、光透過性活用)

9.患者の希望

審美歯科では、

こんなに多角的な観点から審美修復治療をするのです。

そして、セラミックはほとんど全ての治療の主役となる素材なのです。

セラミックは審美歯科のほかファッション・人工衛星にも使われているよ

審美歯科・ファッション・人工衛星にも使われてるセラミックを整理してみましょう。

セラミック(Ceramic)は形容詞でセラミックス(Ceramics)は名詞です。大体同じように使われています。

語源は、ギリシャ語の「keramos」(粘土を焼き固めたもの)と云われています。

もともとは、粘土で作った陶磁器を意味する言葉ですが、近代では、先端技術による金属酸化物・炭化物・窒化物・ハロゲン化物の焼結体をも意味するようになりました。

セラミックスの特性:・常温で固体・高硬度・脆性破壊・高耐熱性・熱衝撃破壊性ほか

セラミックスの種類:・陶磁器・ガラス・セメント・石膏・ファインセラミックス(ニューセラミックス)

セラミックスの用途:工業製品、人工衛星部品、人工ダイヤ、歯科治療材

ジルコニアやセルコンもセラミックの一種です。

審美歯科でセラミックはどのように使われているのでしょうか?

審美歯科の審美修復治療の対象となるのは、欠損歯、磨耗歯、変形歯、傾斜歯、捻転歯、すきっ歯、矮小歯、変色歯などです。

そして、歯の形態、色調、機能、構造を修復します。

審美歯科で審美性と機能性の高い美しい歯を創る方法は次の4つに集約されます。

1.ラミネートベニア (カントゥアイング)

歯の表面を少し削り、歯の表面にセラミックの人工エナメル質を接着する。

2.クラウン

歯の表面(全面)を削り、セラミックやハイブリット素材の冠(クラウン)を接着する。

・PFMクラウン(メタルボンドセラミッククラウン):セラミックと金属を結合させたクラウン。

・オールセラミッククラウン:金属を使わないため、生体親和性が高く金属アレルギーの心配がなく、天然歯に近い色調と光の透過性を修復するクラウン。

・ハイブリットコンポジットクラウンはセラミックに代わる、高分子化合物の樹脂を材料とするクラウン。

3.ダイレクトボンディング

コンポジットレジン樹脂を直接歯に接着する。

すべての作業をお口の中で行うために、広範囲の治療となるとラミネートベニアーに比べ難易度が高い。

4.ポーセレンインレー

歯の一部を人工材料でつめる。

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