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プロバイダを比較して乗り換えるための予備知識

プロバイダを比較して乗り換えるためには、予備知識、基礎知識が必要です。

プロバイダと一口にいっても、色々とあります。プロバイダとは provider からきた言葉で元来「提供者」の意味です。したがい、物やサービスを提供する個人や会社は、すべて、プロバイダなのです。ただし、インターネットの世界でプロバイダというと、インターネット・サービス・プロバイダ:ISP(Internet Service Provider)のことを意味します。

インターネットの世界は急速に発展しているためか、使用されている言葉の定義が様々で、未だに定着していないものがあります。例えば、ホスティングサービスを提供するプロバイダをインターネット・ホスティング・プロバイダ:IHP(Internet Hosting Provider)と呼ぶ場合があります。また、日本では、ホスティングサービスに特化して、サーバの一領域や全領域を貸し出してサービスを提供するものがあります。これは和製英語でレンタルサーバと呼ばれます。また、IHPの発展型として、サーバの設定から管理までの一切のテクニカルな業務を提供するものをマネージド・ホステイング・プロバイダ:MHP(Managed Hosting Provider)と呼ぶ場合があります。しかし、あまり厳密に考えないで、プロバイダとはISPのことでいいでしょう。

ISP、IHPのサービス内容にも色々とあります。インターネット・サービス・プロバイダ:ISP(Internet Service Provider)はその生い立ちもまちまちです。通信信号幹線伝送路=回線をもつNTTグループは基本価格競争面で有利でしょう。光通信信号幹線伝送路=回線をもつ電力会社や鉄道会社グループも基本価格競争面で有利でしょう。しかし、サービス提供のための各種機器を製造する電機機器メーカーやソフト開発力に勝るソフト会社グループも周辺価格競争面で有利でしょう。サービスで大切なのは価格だけではありません。サービス内容やサポート体制も大切です。利用者の満足度は総合的なサービス体制で決まるようです。詳しくは次のサイトをご参照ください。プロバイダ解体新書―その基礎知識http://kyat.web.fc2.com/provider1.htm

プロバイダ比較と乗り換えのキーポイントとは?

インターネット・サービス・プロバイダ:ISP(Internet Service Provider)やインターネット・ホスティング・プロバイダ:IHP(Internet Hosting Provider)やレンタルサーバのサイトは無数にありますが、多過ぎて何を基準にして選べばよいのか迷いますよね。

プロバイダを比較したり、乗り換えをする場合のキーポイントは次の通りです。

1.回線スピード:通信信号伝送路=回線と接続方法により異なります。ダイヤルアップ方式は遅いけれど安い、常時接続型のADSL方式は少し速いけれど少し高い、常時接続型の光フアイバー方式は速いけれど高いのです。また、利用場所が一戸建て住宅かマンションか、光フアイバー回線が敷設されている地域かどうかも影響します。メールやブログとネット検索が主な利用目的ならば、ダイヤルアップ方式でもいいでしょう。加えて、小容量のウエブサイトやホームページを運用したり、小容量の音楽、動画を楽しむのが主な利用目的ならば、ADSLでもいいでしょう。さらに、大容量の音楽、動画、ゲームを楽しむならば、光フアイバーがいいでしょう。速ければよいというものでもありません。インターネットで何をしたいのか?利用目的により、適した回線スピードが決まります。また、回線スピードと利用料金の兼ね合いも大切です。

2.利用料金:料金体系も様々ですが安いからと飛び付かないようにしましょう。特に、キャンペーン利用料金はよく検討しましょう。初期費用0、月額利用料金12ヶ月0とうたわれているものが本当に有利なのかどうか、よく確かめましょう。初期費用0でも、利用場所と電話局間の距離が長いとADSLの場合は回線スピードが極端に遅くなります。大型マンションの場合には利用者数と利用時間の重複で、たとえ光フイバーでも回線スピードが極端に遅くなります。光フアイバーが近所まで敷設されていない場合は大きな初期費用が発生します。また、月額利用料金はキャンペーン期間が終わると正規の料金が課金されますので、合計利用期間24ヶ月とか36ヶ月で平均値をだして比較してみましょう。キャンペーン無料期間が終われば、他社のキャンペーン無料期間を利用していけば、長期無料利用ができるなどと考えないでください。解約するには最低利用期間で縛られていて、最低利用期間以内の解約は違約金支払が発生する契約が多いのです。

3.サービス内容:インターネット・サービス・プロバイダ:ISP(Internet Service Provider)やインターネット・ホスティング・プロバイダ:IHP(Internet Hosting Provider)やレンタルサーバの他に最近はマネージド・ホステイング・プロバイダ:MHP(Managed Hosting Provider)というものもあります。それぞれが異なったサービスを提供しています。詳しくは次のサイトをご参照ください。プロバイダ解体新書―その基礎知識http://kyat.web.fc2.com/provider1.htm

4.サポート体制:実際に利用し始めると、色々と問題が発生します。24時間サポートが受けられるかどうか、会員限定サービスが充実しているかどうかなどをよく比較しましょう。詳しくは次のサイトをご参照ください。主要17プロバイダのサポート体制比較 http://www.jaipa.or.jp/elt/isp_support.html

5.信頼度:大手のグループに属する会社は経営基盤がしっかりしていて信頼度が高いでしょう。どんなグループに属しているかは会社概要で調べましょう。

6.商用利用ができるかどうか?中小プロバイダには、サーバ負担が大きくなり過ぎるために、商用利用ができないところもあります。

7.独自ドメインは利用できるか?できる場合はいくつまでか?

8.利用するサーバ容量は拡張したいときにできるかどうか?

9.ショッピングカートなどを利用する場合にはSSL対応されているのかどうか?

10.CGI(Perl,PHP等)のhtaccessの利用権限はどうか?DB(MySQL)の種類、利用できる範囲はどうか?

11.操作性:やたら難しいウーザーマニュアルで操作性に問題はないかどうか?

12.地震他災害時にサーバが破壊されることもありえます。サーバの設置場所が複数あるか?なければ、複数のプロバイダと契約をして、リスク分散を考える。

13.IP電話の通話品質はどうか?

14.キャンペーン・特典内容はどうか?

などです。プロバイダを比較して乗り換えを検討されるときには、以上のチェックポイントを十分に比較することが大切です。

日本の主なインターネット・サービス・プロバイダ:ISPと2008ランキングTOP5

日本の主なプロバイダは下記の通りです。

1.NTTグループOCN(NTTコミュニケーションズ)ぷらら(ぷららネットワークス)など

2.電力会社グループeo光関西電力系MEGA EGG中国電力系Pikara四国電力系BBIQ九州電力系HOTCN北海道電力系など

3.鉄道会社グループCYBER STATION JR系Tigers-net.com阪急阪神ホールディングズ系など

4.電機機器メーカーグループBIGLOBE NEC系@nifty富士通系So-netソニー系など5ソフトバンクグループYahoo! BB ODN アクセスインターネットなど

6.ケーブルテレビグループ@NetHome J COM系 ZAQ J:COM系 @TCOMなど

7.その他 au one net (KDDI) ASAHIネットhi-ho IIJ系 AOL Gyao 光など

2008ランキング。

回線スピード、利用料金、サービス内容、サポート体制などから、利用者が選んだ2008ランキングは次の通りです。光フアイバーでは1位:eo光2位:ぷらら3位:So-net4位:@nifty5位:BIGLOBE。ADSLでは1位:@nifty2位:AOL3位:So-net4位:ぷらら5位:OCNです。

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